【開催報告】2025年度東京都市大学特許セミナーを開催しました
『産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン』(平成28年度)によると、「大学は、日本の社会構造が急速に変化し、将来を見通すことも困難な状況となっている中で、官民だけでは対応できない社会的課題を解決に導き、アカデミアとして知の各領域のフロンティアを追究するエキスパートとしての役割が求められている。このため、大学は、公共財として、生まれた研究成果を、一層のスピード感をもって社会実装等を通じて社会へ還元することに加え、大学が自ら新たな社会的価値を創造し、日本社会をどう変えていくかについて提示していく必要がある。」とされています。
本学における知的財産に関しては、「東京都市大学産学官連携ポリシー」において、産学官連携により創出される研究成果の積極的な知的財産としての権利化を図るとともに「東京都市大学知的財産戦略」においても、本学で創出される知的財産を権利化し、社会へ発信することによりその価値を高めるとしております。
10月9日に開催された本セミナーでは、知財務株式会社 代表取締役 古庄 宏臣 様をお招きし、「企業が期待する大学知財の役割~変化してゆく知的財産戦略~」というテーマでご講演いただきました。
講演では、近年の知財戦略の変化、企業から見た大学の知的財産など、これまで本学で行ったセミナーとは異なる観点からお話しいただきました。
一層本学の研究が発展し、社会実装につながるよう、今後も継続してセミナーを開催したいと考えております。
【プログラム概要】
■日 時:2025年10月9日(木)10時00分~11時30分
■場 所:Zoomでのオンライン開催
◆開催の挨拶
東京都市大学 産官学交流センター所長
末政 直晃 教授
◆講演
知財務株式会社 代表取締役
古庄 宏臣 様
テーマ:企業が期待する大学知財の役割~変化してゆく知的財産戦略~
◆東京都市大学における職務発明について
東京都市大学 研究推進課
三島 理夏
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